| 第23回起業家・投資家・専門家お見合い交流会を開催しました！
講演
「11年連続『日本一の知恵工場』」
講師：松岡浩氏（株式会社タニサケ取締役会長）
<内容＞
毎朝6時からトイレ掃除。これで会社がうまくいくから面白い。従業員は38人で売り上げは7億円、利益率22％以上の超優良企業である。改善無限・知恵無限、「日本一の知恵工場」を自任、社内に提案箱を設置し、社員の提案を会社に取り入れている。また「ありがとうカード」や「親孝行月間」など社内の雰囲気づくりに努めている。社員一人一人が知恵を出し、それが具現化していくことで、社員は自分で会社の歴史を創り、存在感を感じることができる。社員一人一人が嬉々として働くことができる。その時の「笑顔」はきらりと輝いて見える。
人生観は「利他公益」。他人を喜ばせ、縁を大切に、「人」儲けをする。10個のみかんを3人で分ける時に、2人に4つずつ、自分は2つ、に分けられるか、この心である。経営者は従業員より多くの報酬を得るわけだから、誰よりも損をしなければならない。これ以上ない、つまり「無上意」を実践し、相手のこと思いやり、その背中を見せ続けることが大切である。
発表企業
●株式会社ジョブファクトリー（広島） 代表取締役 福田隆之
夢と希望の溢れた街にしよう ひろしま県人あめ事業計画
＜内容＞メイン事業は「カープtownひろしま」アプリ＆ガイドブック広告代理店である。カープ坊やの県人あめはカープ公認で大人気、80％近くの予約が入っている。販促ツールとして、広島から日本、世界へと県人あめを広めていきたい。そのために観光客に認知していただくことがとても重要で、現在300か所に設置していただいている。収益の一部は似顔絵師の方の印税収入になるので、似顔絵師の方の安定的な収入の確保にもつながる。
●E-ラーニング総合研究所（広島） 代表 馬上清治
毎日コーヒー一杯分の価格で資格に挑戦！Eラーニングカフェ
＜内容＞Eラーニングカフェのカフェは、カフェ感覚で、世界中いつでもどこでも勉強できる、という意味である。月額定額で、価格的には学校と独学の間にある市場である。格差社会から生まれる教育格差の是正につながると思う。ターゲットは基本的に個人で、あいた時間に自由にやりたいことを学べるシステムである。このシステムに賛同していただけるならぜひとも広めていただきたい。
●ダブルスネットワーク株式会社（広島） 代表取締役 若本修治
H.S.P(ハウジング・サービス・プロバイダー)事業
～適正価格で資産価値を高める地域住宅供給のネットワーク～
＜内容＞ 「住宅の取得で資産を失わない。」現在の日本の住宅は、(1)集客コストが価格に上乗せ、(2)適正価格が不明、(3)住むと資産価値が急落、という問題に直面していて、20年間で価値はほとんどなくなってしまう。大手ハウスメーカーが市場の半分を抑えているので、莫大なお金が県外に流出している。個性的な家が多いが、住むと価値が急落、街の景観も悪い。地元の会社で安く安全な住宅を購入することが、地域の活性化にもつながる。