| 第26回起業家・投資家・専門家お見合い交流会を開催しました!

講演

第26回起業家・投資家・専門家お見合い交流会『「地消・地産」のすすめ~農業の活性化と地域経済~』 講師 森信秀樹氏(森信建設株式会社 代表取締役社長)
<内容>
TPPについて考える中で、農業や地域活性の重要性を考えるようになった。日本の農業を見てみると、就農人口の減少・高齢化、とりわけ米作りは非常に所得が低く、米を主業として生活するのが困難だという現状がある。広島の場合、新潟などよりブランド力が劣る上、土地も狭いため、米作りは採算が合いにくい。広島での地消地産の実現に向けて、米よりも地域にある様々なブランドの野菜を安定供給できるようにしていくべきだ。広島県も積極的に政策をうっているので、消費者の意識改革が鍵となる。

 

発表企業

  • 第26回起業家・投資家・専門家お見合い交流会株式会社まごやさい(安芸高田) 代表取締役 有政雄一
    小規模農家集約型野菜流通事業

<内容>

安芸高田市にある25ヶ所の農家さんから野菜を集めて出荷している。複数の農家さんが集まることで、旬の野菜の多品種少量当日出荷が可能となり、個人経営の飲食店から高評価をいただいている。農業流通はまだまだこれからで、より明確な情報をお客様と農家の方々に提供できるようにしたい。

  • 第26回起業家・投資家・専門家お見合い交流会株式会社ワールドルームブリス(福山) 代表取締役 井上敬治
    地熱・排熱・蓄熱等の自然エネルギーを活用した省エネ型全館空調システムの展開

<内容>

エアコン1個で家全体の空調を管理するシステム。勝手に換気が出来る仕組みで、欧米では一般家庭でも主流であり、家の中の部屋の温度差によるヒートショックや熱中症を予防する。エアコンのスイッチは常につけたままで、ランニングコストは年間10万円くらいである。FC展開をしていきたい。

  • 第26回起業家・投資家・専門家お見合い交流会株式会社マイファーム(京都) 代表取締役:西辻一真 貸し農園・農業学校・八百屋・レストラン事業

<内容>

6年前にプレゼンをさせていただいたが、その時と変わらず、「耕作放棄地を全部使いたい」という夢を追っている。就農人口を増やすためには、所得のことよりも、楽しさや生きがいをアピールすべきである。販売店にて消費者を農業体験の旅行やツアーに誘導し、より多くの人に野菜作りをしていただきたい。