| 第32回起業家・投資家・専門家お見合い交流会を開催しました!

講演

『再生医療の実用化から産業化へ』          講師 辻 紘一郎氏(株式会社ツーセル 代表取締役社長)
<内容>
世界的に高齢化社会が進む中、軟骨や脳に支障をきたすことで要介護者が増加している。それを改善する為、幹細胞を利用した再生医療の実用化を図っている。再生医療の市場規模は2050年には国内2.5兆円、世界では38兆円になるとも言われている。広島の行政及び金融機関などが連携することで広島に於いて100社程度のバイオベンチャーを興し、その企業たちが協力しあうことによって広島での産業化を進めていければと思っている。広島に来れば再生医療が受けやすいと言われる環境を作っていくことが目標である。

発表企業

■Coach For All  代表:佐々木宏
『AIにより、AIに負けない人材を育成する』
<内容>
人工知能(以下:AI)を活用した世界初の自動コーチングを実装したキャリア支援サービスを提供していく。大量生産、大量消費的であった過去の教育と今の教育は違い、成功の方程式というモノが無くなってきている。それを改善する為、AIによる個人に合わせたコーチングを行い、進学から社会人まで、将来を見通すことのできるプランを協力して作成してもらい、自分の人生についてしっかり考えて行動できるようになってほしい。

■株式会社M’s Creation   代表取締役:松浦康之
『舌運動機能検査機器及びリハビリテーションプログラムの活用による健康寿命延伸』
<内容>
高齢化により、要介護認定者の割合は増加傾向にあり、平均寿命と健康寿命のギャップが大きな課題となっている。近年、口腔機能の低下が要介護状態へと至る過程に深く関係しているということが判明している。この解決のため、舌運動機能検査機器及びリハビリテーションプログラムを開発、医療・介護施設を通じて高齢者に提供することで健康寿命の延伸に貢献したい。

■itobanashi  代表:伊達文香
『途上国の女性から届ける、オーガニック市場へのユニフォーム販売』
<内容>
近年、欧米をはじめとした先進国でオーガニック市場が拡大を続けており、日本でも多くの企業が参入を始めている。しかし、従来の業務用の制服販売会社ではこのような事業者のニーズやコンセプトにマッチするようなユニフォームを提供できていない。そこで、オーガニック志向の企業をターゲットとして、インドを主体とした発展途上国の女性によって作られたオーガニック衣料品をユニフォームとして販売、安定した受注を得ることで発展途上国の女性たちの生活を豊かにしていきたい。

◆Ubermensch  代表:北村拓也
<内容>
昨今のサイバー攻撃から身を守るために、セキュリティ人材を育成及びそのレベルを測定するアプリケーションを開発、販売していきたい。

 

◆Ceramisiae  代表:傳田寛人
<内容>
乾燥肌などの肌トラブルを解決するために、酵母エキスを利用したセラミド化粧品を製造・開発したい。

 

三角島レモンアロマプロダクト  代表:湯淺梨奈
<内容>
角島(みかどじま)はレモンが名産品であり、そのレモンの普段であれば捨ててしまう部分を再利用して、認知症に効果があるとされるレモンアロマ(フレグランス)を製造・販売したい。