| 第39回起業家・投資家・専門家お見合い交流会を開催しました!

講演

限りなくベストに近いベターであれ。      

講師 山坂哲郎 氏(株式会社バルコム 代表取締役)

<内容>
グループ売上380億かつ、従業員900人強を抱える企業家として成功した山坂氏の仕事の哲学についての講演。
会社員経験を経て、父から会社を引き継いで組織を拡大、現在の多岐にわたる組織を作り上げた。そこには12個のキーワードがあり、仕事に全力投球することで成果を出し、かつ成長拡大を続けてきた。具体的には、コミュニケーションの重要性やプラス思考、継続の重要性、自制心、無知の知ならぬ成長への貪欲さ。これらは、会社員、学生時代の部活で自分が実際に経験する中で学んだことである。また、目標を視覚化して筋道立てて進めていくことやリスク管理(リスクヘッジ)人1倍行ってきたなど細心さと大胆さの両立も重要である。
人材育成については、シンプルだが「マネージメント」は従業員に対して愛をもって接することが一番重要であると考える。個人面談の徹底を行い、250名規模までは代表自らが実施していた。誕生日など従業員の節目の際には、一人一人メッセージカードを用意して激励したりもした。

起業家プレゼンテーション

株式会社COEXIIST(広島)代表取締役:高柴行彦
『始める前に知りたかった』を売り買いできる。情報マーケットアプリPcal

<内容>
タイムラインでタスクを管理できる新感覚のスケジュールアプリのサービスを運営。従来のものと異なり、タスク管理から達成までの工程をノウハウ化してそれをユーザー同士で売買できるようにしたアプリ。例としては登山のコンテンツ(出会い、裏道、登山靴、景色、一人、安全、食事)などを時系列にまとめてそれをユーザー同士で売買できる。appleやGoogleの規定だと、デジタルコンテンツ販売はNGだが独自の手法でアプリ上での売買を可能にしている。年額5,000円で現在有料ユーザー課金しているが、のちに今流行の月額定額(サブスクリプション)のモデルに変更していく予定。

株式会社ADSムラカミ(香川)代表取締役:村上康裕
第4の動力『水圧技術』を活用した新商品開発

<内容>
駆動機械における第4の動力と言われる「水圧技術」を活用した新製品開発を事業としている。従来の油圧、空圧、電気に比較すると、低コスト、安心・安全(環境汚染や事故リスク)というメリットがある。ただ、機会の汎用性がまだ少ないのと、冬場の低温による凍結という欠点がある。凍結防止をするとどうしても産廃が生じてしまうため、新技術を開発中。事例としてメーカーと共同開発でゲリラ豪 雨対策の氾濫防止ゲート、座浴式入浴装置(介護)などを開発して販売実績あり。競合も全国で5〜6社かつ、協力体制にあるため、将来的に駆動機械のシェアの奪回の期待ができる。

ショートプレゼン

合同会社Hakoa (東広島)代表取締役:西嶋広樹
広告付伸縮式ゴミステーションの開発・販売・保守

<内容>
広告付き伸縮式ゴミステーションの販売設置事業。従来のゴミステーションの8割が事実上の違法設置状態にあることに鑑み、現実的な解決手段として伸縮式を提案するとともに、掲載する広告の収入を設置者(地域自治会等)にも分配する。三方良しのソーシャルビジネスとしてFC方式で展開したい。

東広島インターナショナルバレエ・SAYAKAバレエ(東広島)代表取締役:秋山沙也香
Shakira(キラキラボーイズバレエ教室)

<内容>
プロを目指す生徒(子ども)、健康増進やダイエット目的(30〜50代向け)の2つの属性に向けて展開予定。また、男性のバレエ人口が直近増加しているため、そこのターゲットに向けても指導。

吉岡香辛料研究所(庄原)代表取締役:吉岡紘
激辛唐辛子の生産による過疎地課題解決事業

<内容>
高収益かつ継続可能な生産物にフォーカスした農業ビジネス。各種激辛唐辛子の栽培と、その加工品を販売をしている。例えばキャロライナ・リーパー(ハバネロの約7倍の辛味)では約200万円/反の高い利益が見込める。販売や販路開拓など課題も多いが過疎地域の成功モデルとしたい。