| 第48回起業家・投資家・専門家プレゼン交流会を開催しました!

講演

日本復活最後のチャンス 
〜Web3・NFT・メタバースとは〜

講師 雜賀 瑞之耀氏 連続起業家・エンジェル投資家

大学時代では、サークルでのコミュニティ人脈を活用して、イベント事業を行い、また、社会人になってからは副業をメインに飲食店のコンサルティング事業を成果報酬で行い、会社員の給与の3倍以上を副業で稼いだ。
これから起業をする人に向けての3つのアドバイス。
①紙の本を出すと「先生」と呼ばれる
②自身の事業、プロフィールをまとめたプロモーション動画を作る
③自身の経歴(半生)を漫画化する
現在取り組んでいる、WEB3(NFT、メタバース、デジタルヒューマン)事業と宇宙事業については、いずれもまだ世界中でスタートしたばかりの概念で、日本企業、日本発で十分に世界に対抗できる領域であり、1995年の「インターネット元年」と状況が相似している。具体的にはメタバース空間を設計し、その中で「デジタルヒューマン」を配置して、ライブコマース(ネット通販)や講演などを多言語展開して、24時間365日進めていくサービスなどがある。そのほか、スマートフォンの普及から今後はARグラスと呼ばれるデバイスの普及へ、IoTの更なる浸透など。
これからの社会に必要な人材は、時代の変化に対応する人(リノベーター)と時代の変化を創造する人(イノベーター)。平均寿命の増加などもあり、100年寿命となり、一生の間、学び、新しい変化に対応していかないと生きていくのが困難になる。
現在世界の中でも苦境に置かれている日本経済が復活する方法として、WEB3の分野で、最先端の技術、サービスを世界規模でヒットさせるというのが重要であり、私自身もそのチャレンジを行っているところとである。

起業家プレゼンテーション

ひきだしKids

ジンベエザメ(東京) 代表:檜垣 大峯

現役中学生の起業家達によって、立ち上げられた起業家集団。サービスの利用ターゲットとしては小中学生にフォーカスしている。
代表者たちと同様に、現状約8万人ほど海外在住の小中学生の子ども達がいる。彼らが語学、企業、スポーツ、芸術、IT知識など多種多様なスキルをそのコミュニティ上で伝達し、子どもたちがティーチャーアシスタントとして活動する仕組み。メタバース空間を活用して、その中で講師と生徒が交流を行い、対価が支払われるサービスである。
今後の展開としては子ども達の保護者層に関してもマーケティングを行い、そこに対してもマネタイズを行っていく。

出前授業どっとこむ

一般社団法人子ども教育科学創造研究所(東京) 代表理事:井田 貴大

1999年中央教育審議会において、「キャリア教育」という概念が生まれた。その後、全国の小中学校で、その一環で民間企業においての「仕事、働くこと」についての授業構築を目指したが、どこも苦戦している状況。そこでWEB上に「出前授業.com」というサービスを立ち上げて、全国の小中学校と民間企業をマッチングさせるサービスを立ち上げた。
リリース後、授業数、提携企業数の数は100以上と順調に推移。基本的には企業は無料でサービスを利用することができる。授業の構築や事務局の運営代行などでマネタイズしている。
公立の小中学校からのニーズが一番高く、全体の80%を占めており、そういったところの需要に向けて今後も授業数の増加と企業の拡充を行っていく。

複業クラウド

株式会社Another works(東京) 代表取締役:大林 尚朝    

副業ではなく「複業」というモットーでサービスを運営している。利用ユーザー数は4万人を超えて、今年140以上のメディアに取り上げられた注目のサービスである。企業側は月額のプラットフォーム利用料を支払うことで、登録ユーザーに業務委託を依頼することできる。
企業以外にも自治体からのニーズも高く、現在55自治体での導入、またプロスポーツチームなども導入を開始。特にエンジニア、WEBマーケティングといった領域の場合、東京に人材が集中しており地方での採用が困難となっているが、「複業」という形で、業務委託で優秀かつ最先端の人員を採用できると言うところでニーズが非常に高まっている。
ユーザー自身、副業の場合だと金銭的メリットでの仕事探しとなるが、「複業」の場合だと、経験を積みたいもしくはやりがいのための仕事受注ということもある。